バリ島映像博物館(6)出遭った人々:2


バリ島映像博物館(6)出遭った人々・2





例によって、いつものようにコメントは少しづつ付けますので・・・
解説の無い部分は、とりあえず想像力でお楽しみ下され☆

多国籍料理の店のオーナー京子さん

↑ウブドで多国籍料理の店のオーナーをしてる京子さんと、バリ人のご主人。こちらに住んで、もう10年になると言う。それでも、バリの物価の中で生活していると、なかなか日本に帰ったり、海外に旅行するのは大変な出費だそうだ。去年、タイまで行って、クラビのゆかこさんに久しぶりに会ったけど、「滅多にできないことなのよ」と、京子さん。そうなんだな~。
この店、「カフェ・パディ」は地球の歩き方などの有名ガイドブックにもよく写真付きで登場しているけれど、とても安くて美味しい。しかも、一皿づつの盛り付けが美しくて、楽しませてくれたので、何より家族たちが喜んでいた♪


浜で今朝の成果をひきずって(笑)

↑夜明けの浜辺で、ちいさな人だかりがしているので、何だろうかと歩いて行ったら、これだった(笑)思いがけなく、大物を釣り上げたらしい。別に漁師さんじゃなくて、地元の兄ちゃん。背後をついて来る女友達を振り返り、嬉しそうに「これから一緒に食べるんだ」

ニュピの前に町に繰り出す悪霊と

↑街でも田舎でも、あらゆる場所で制作途中のモンスターたちを見かけた。ニュピの前に、カーニバルのように行列をつくって町に繰り出す、さまざまな姿をして趣向を凝らした悪霊たちは壮観だと言う。これでもちいさいほうで、もっと大きな何十人がかりで制作してるクラスの巨大な怪物を、あちらこちらで目撃した。

ホテル近くのコンビニもどきで

↑夜のショッピングにも疲れて帰り道に立ち寄った、ホテル近くのコンビニもどきの店。何故か洋品店とつながっているけど、どうでも良いみたい(笑)こんな異業種合体の雑貨やさんみたいの、多かったなあ。どれがどこの店員なんだか、あそびに来てるともだちなんだか、ぜんぜん判らん☆ま、いいけど。

キンタマーニ国立公園の眺めの良い店

↑雄大な火山と湖を間近に見晴らす、キンタマーニ国立公園のとても展望の良いレストラン。ビュッフェスタイルのランチを案内してくれた、ふたり。串焼きのサテがとりわけ美味しかったなあ・・

キンタマーニのキンタロー

↑キンタマーニの「キンタロー」(笑)この子犬の名前だ。キンタマーニ国立公園まで観光ドライブした時に、現地ドライバーが地元のひとと交渉して購入したもので、けっこういい値段だったようだ。この高原地帯は、健康でコロコロとよく太っている犬の産地としてバリの人達には有名らしい。
バリを一度でも訪問したひとならご存知かもしれないけれど、滅多に猫の姿を見かけない代わりに、やたらに犬のうろつく姿は見かける。それも、何故かひょろひょろしたスリムなワンちゃんの姿ばかり・・・。なんせ、ほとんどの犬が放し飼いで、運動不足になる訳がないし。ドッグフードなんて洒落たものを食べてるのは、極めて一部のお金持ちの犬だし。(下手すると、日本の贅沢な犬の食費と、インドネシアの普通のひとたちの食費って・・・かも。)庶民の月収が一万円前後の社会だもの。犬なんか、もとから瘠せてて当たり前!まあ、品種にもよるのかも知れないけど、とにかく街角にはスリムな犬ばかりが目に付く。そのなかで、固太りのキンタマーニ産の名物犬は、バリの人達にも愛らしく見えると聞いた。
ドライバーの運転する足元に、丸くなってうつらうつらしている子犬を見つけて、娘たちがドライバーに「なんて名前??」と、尋ねるがどうにも要領を得ない。どうやら、まだ名前は無いようだ(笑)たまたま同行していた、新宿の西口方面で音楽学校を経営していらっしゃる、プロのオペラ歌手でもあるOさん夫妻が、それなら記念に自分たちに名前を付けさせろと提案。持ち主も興味を持って同意したので、みんなでいろいろな名前を出してみる。その中で、日本の有名な力持ちのヒーローで、キンタマーニ出身でもあるし、と言う理由から全会一致で『キンタロー』に決まってしまった♪
バリ島の何処かで、こんなカオした犬を見かけたら『キンタロー』と、呼んでみて下さい。ひょっとして、しっぽを振りながら走って来るかも?!

水の寺院でレンタル傘をやってる子たち

↑聖なる水の寺院でレンタル傘をやっていたこどもたち☆おしごと以外の時は、みんなでジャンケンしながら遊んでいた。なんだか、小石の取り合いをしているように見えたけど、ルールはよく判らない。手前のおんなのこに説明してもらったけど、ますます判らなくなった(笑)

ウブド郊外の庶民のスーパーでレジ風景

↑ここでは免税店の半分、もしくは十分の一の値段で、ジャワ・ティーやバリ珈琲、香料や可愛い小物などのお土産が買えてしまう。もちろん、その辺の観光客向けの店より遥かに安いのは、言うまでもない(笑)ウブド郊外の庶民のスーパー・マーケットでのレジ風景。 なんと、ひとつのレジ毎に、会計するひと、袋詰めするひと、監視してるひとの、3人体制なのはお分かりになるだろうか?インドネシアだけでなく、人件費の安い国では何処でもよく見かける風景だ。この国では、ちょっとした店の場合、小額のお釣りはコインではなくて、キャンディーで渡してくれる。ごついオジサンなんかも、ちっちゃなアメダマを受け取ってる光景は、なんとなく微笑ましい姿☆
そう言えば、10年以上前にタイのパタヤでボーリングした時には、コンピューター集計でなくて、専任の手書きでスコアをつけてくれるおんなのこが居た。それもひとつのレーンに、ひとりづつ!!それも別に割増し料金と言う訳ではなくて、ふつうのゲーム代金に含まれていたので、断わることも出来ず。スコアのめちゃくちゃな人間などには、何ともバツの悪いボーリング場だったような。ぼくたちはこの体験を<大名ボーリング>と名付けて、それ以来あまり近づかなかった(笑)

アルマ美術館で少年バリ舞踊の練習中

↑ウブド南東部の郊外にあるアルマ美術館は、総合文化センターとしての機能も持っていて、この日も少年と少女がそれぞれに別れて、バリ舞踊のトレーニングをやっていた。正面の吹きぬけのホールでは、ラップ音楽などが似合いそうな長身でロンゲのかっこいい先生が、けっこう厳しく指導中。おとこのこたちの真剣な指先にも、きっぱりとした緊張感が漂う。


ライス・テラスでの農作業を中断☆

↑悪いけど、みんなで思わず笑ってしまった。絶景の段段畑の中、遠くでたったひとりだけ、農民が日常作業をしている、のんびりとした平和な風景。だがしかし、ここは有名なライス・テラスの見晴らしポイント。我々の姿を発見したとたん、突然、農作業を中断した豆粒のような農民の姿が、猛烈ダッシュでこちらに走って来る!なんだなんだなんだ・・??!
真下まで来ると、やおら何枚も重ねてアタマにかぶっていた手作りの帽子を、安くするから買わないかと売り込み開始!恐るべし!兼業農家。(爆)
キンタマーニからウブドの途中の渓谷沿い。

バリ舞踊のレッスン中のおんなのこ☆

↑バリ舞踊のレッスン中のおんなのこ☆おとこのこたちよりやっぱり人数が多い。待ちくたびれちゃった~。と、ぼやきそうな順番待ちで待機中のふたり。
同じく、アルマ美術館の内庭。

死んでも哺乳瓶は離さないゾ☆

↑デンパサールの街角で。死んでも哺乳瓶は離さないゾと、良い根性してそうなガキンチョ!おっかさんは、飲み物かなんかを簡単な屋台で販売中☆

どこにでもいるけどどこにもいない人間

↑バリ・アート・センターで。

待ちくたびれたスイス人と、座りこんだ娘

↑あぢぐであぢぐで、上半身はだかのスイスから来たというオヤジと、オヤジに似合わずけっこう可愛いそのムスメ。ともだちグループがこの近くで買いものしてるんだけど、ぜんぜん帰って来ない!おんなのこは待ちくたびれて座りこんじゃったあ・・・。

日陰のおじさんふたり

↑世間ばなし、をしてるかと思ったら、昨日さんざん負けちゃったギャンブルのぼやき(笑)そのワリには、表情がにこやか。

バイク少年たちリターンズ!

↑出遭ったひとびと(1)で登場したバイク少年たち。向かって右のおとこのこは「日本に行って見たい!」と、ひとこと。今、日本語を勉強してるとこ、だって。「コニチワ。ワタシノナマエハ****デス」と言われたけど、ナマエだけは日本語じゃなかった(笑)ので、よく判らなかった。「こにちわ」が「こんにちわ」じゃないところが、覚えたてらしくて、けなげ♪

電話中にポーズを決めてるおじさん

↑コワイ顔してそうだけど、悪い人じゃなかった・・・。電話の相手は奥さんで、この撮影のあと、はるるに、自分と代わって電話に「出ろ出ろ!」としつこく言うので、おそるおそる「はろ~」とひとこと喋ったら、なぜかとてもウケた!電話の向こうのおんなのひとの笑い声が、きゃらきゃらと若々しかった(笑)

シュノーケリング・ガイドの左手が気になる

↑家のムスメに何をする!シュノーケリング・ガイドの左手がすごく気になる、はるるさんです。けれど、はるるみたいなおじさんにも、むすめたちにも分け隔てなく親切なインストラクターでした(笑) 日本語ガイドのホテル送迎付きで、クルーザーも3人で貸切状態。シュノーケリング半日で一人あたまUS15ドルでした。


ビーチの名物?!みつあみおばさん♪

↑出た。ビーチの名物?!みつあみおばさん♪

昼下がりのカップルがビーチで散歩

↑昼下がりのカップルがビーチで散歩。

朝のさんぽで・2

↑ビーチで朝の散歩から自宅に帰る途中だそうで、なんだかとても仲の良いカップル。頼みもしないのに、ポーズしてくれた♪

アートセンター美術館でOさんご夫妻

 
↑いかにも東京芸大卒、二期会の会員らしいOさん。彼はテノール、奥様はソプラノ歌手で、首都圏以外でもステージに乗ることが多いそうです。間もなく、神奈川県で創作オペラのステージがあるとか・・・。息子さんも芸大の声楽科で、ただいま大学院を目指しているそうですけど、競争率が何と、30倍!
たまたま、行きのフライトで隣同士になり、奥様の音大のひとつ後輩にあたるプロ歌手の宮本哲郎さんが、はるるの高校時代の音楽クラブのひとつ先輩でよ~く知っていたこともあって、一挙に親しみも倍増♪4日間の自由時間のうち2日間を、はるるたち家族と同行することになったのです。
イタリア留学の経験も永くて、おふたりともすっかりイタリア気質のラテン系♪何処でもノリノリで、すっかり楽しませて頂きました(笑)




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